ナチュラルボーンチキン

ナチュラルボーンチキンは金原ひとみさんが書いた小説で金原さんとは👇

金原ひとみ(かねはら ひとみ)さんは、日本の小説家です。1983年生まれで、2003年に『蛇にピアス』で芥川賞を受賞し、デビューしました。当時19歳での受賞は大きな話題となり、彼女の作風は「センセーショナルで過激」と評されました。

作風の特徴

  • リアルで生々しい描写
    心理的な葛藤や身体感覚の描写が非常に鋭く、痛みや快楽、暴力、性などがリアルに描かれます。
  • 破滅的なキャラクター
    登場人物は自傷行為やドラッグ、暴力的な恋愛関係など、どこか壊れた部分を持っていることが多いです。
  • 都会的で冷たさのある文体
    淡々としていながらも、感情の深い部分を突くような文体が特徴的です。

代表作

  • 『蛇にピアス』(2003年)
    ピアスやタトゥー、スプリットタン(舌を二つに割る)など、身体改造に興味を持つ少女の危うい青春を描いた作品。
  • 『アッシュベイビー』(2004年)
    破滅的な生き方をする少女が主人公の、愛と暴力をテーマにした小説。
  • 『ハイドラ』(2007年)
    結婚後の倦怠感や人間関係の歪みを描いた作品。
  • 『ナチュラルボーンチキン』(2023年)
    社会の中での居場所や、臆病さを抱えながら生きる主人公の内面を描く。

これが今回ブログに取り上げた小説で今まで『蛇にピアス』は知っていたけど読んだこともなく映画すら見ていないがそれでも知っているんだからかなり有名な作品で殆どの日本人が知っていると思うけど実際に金原さんの小説を読んで相当上手いな〜とビックリした。

まず、語彙力が凄い。本は読む方だし色々調べるけど新旧入り乱れて知らない(忘れている)言葉がちょいちょい出てくるしネットスラングなるものが日常後に置き換えられていることを知ったし、実際の登場人物に自分自身を重ねていることをChatGPTに聞いた『金原ひとみ』について※↑のプロフィールで気づいた。

たまにどの登場人物の回想シーンなのか思考シーンなのかわからなくなる部分があったけどそれは個人差があるだろうしテンポ良く意外な驚きを入れてくる文章構成はこの本を一瞬で読み終わらせる素晴らしい潤滑剤になっているし金原さんの作品を他にも読んでみたいと思わせてくる。

人との関わり方に疲れていたりただ単に息抜きに読みたい方にオススメな一冊。終始重い箇所はあまりなく軽快に読めます。

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